某カフェで人生が狂った話 その3
まるで天国のようなチョコレートの味で味覚のキャパオーバーにより思考停止する私
それを見て"よくわからん"と言わんばかりの表情をする友人
それはそう。
側から見たらただのヤバいやつである。
私の"初スタバ"の時の話を思い出話として連れて行ってくれた友人と今でもたまにすることがあるが、決まって下記に記すような会話になる。
私「スタバに連れて行ってくれたこと、本当に感謝してる…」
友人「いや…、自分はお前をスタバに連れて行ったこと…、大罪だと思ってる」
いや、感謝したのに！？！？！？
毎回この言われようですよ！？！？！？
おかしくないですか！？！？！？！？！？！？
つまり、
紹介してきた友人が後悔するほどその後の私やその周りに大きな影響を与えることになった。
これはダークモカチップフラペチーノが人生の主体になってしまった私の過去を記していくブログである。
ダークモカチップフラペチーノが人生の主体になっている方が他にいればここにコメントを残して欲しい。その人は無条件でマイフレンズ（握手）。
初スタバから約半月後、自宅近くにあるショッピングモールにスタバがあることを知り、私は違う友人を連れて行った。
⚠️ショッピングモールにスタバは最初から入ってはいたものの、スタバ自体を認知していなかったのでネット検索で初めて店舗を構えている事を知った。
「スタバなんて中学の時に親に連れて行ってもらって以来だなぁ、値段高いし中々来ないよ」
友人はそうぼやいた。
そう…、スタバの商品の値段は学生には手の出しづらい、というか手を出すにしてもシビアなメニュー相場だった。
ちなみにスタバに課金し始めてから約8年経過するが、ざっくりと総課金額を計算した結果
約45万円
その9割がダークモカチップフラペチーノに費やされている。
私だってごく稀にホットカフェラテやホワイトモカだって飲むのだ。それを飲んでいるときの私は珍獣や希少種扱い。
もっとヒト扱いして！！！！！！！？？？
ダークモカチップフラペチーノを飲む気分じゃない時もあるのよ！？！？！？！？！
（間違いなく関東南部に大雪が降るくらい珍しい気分である）
さて、話を戻そう
友人と一緒にメニューを見て、
「じゃあ私はダークモカチップフラペチーノのグランデサイズで」
「それじゃあ自分はホットのこれでサイズはトールにしてください」
と頼んだ。
ホットの飲み物の方がフラペチーノのより相場は安めになる。
そして頼んだ飲み物を受け取り、木製のテーブル席に座った。
友人と部活の無い休日に訪れるスタバ（なお帰宅部
青春の一幕
優雅なカフェタイムのひと時…
になるかと思いきや
「あーーーーーーっ！！！！クソムカつく担任と会わなくて済む休日に飲むダークモカチップフラペチーノはいいなぁ！？！？！？」（ﾌﾗﾍﾟﾁｰﾉﾀﾞｧﾝｯ）（揺れるストロー）
そう、担任と相性が合わなさすぎる愚痴のクソデカボイスのせいでスタバでかかっている有線のクラシック音楽が台無しであった。大体そう。いつも担任が嫌だ、クラス変えて、いや担任変えて、と言う話を他校の友人にしていた高校2年生の秋。
しかし、ダークモカチップフラペチーノを飲むことによりムカつきやストレスは大体収まっていた。今思うとそれもそれで怖い。お前のストレスはその程度か。
この日、一緒にスタバの席に着いていた友人は高校1年生の6月に友人の紹介で出会い、そこから少しずつ仲良くなり、最終的にはSkype（今となってはSkypeは時代遅れで時代はDiscordらしい。私の青春のSkype。お前どうしちまったんだよ。）というSNSツールで毎夜通話をするほど親しくなったやつだ。
「ほんとに、アンズは担任の先生嫌いだよねぇ…」
その言葉に即座に私は
「嫌いだが！？！？！？絶対王政のトップみたいなやつだよ！？！？！？好きな人いる！？」
と返しテーブルに顔を伏せた。
そう叫びながら飲むのでフラペチーノの減りは遅かった。でも美味しい。
⚠️アンズ→今後、他人から呼ばれる私の仮名として使用していきます
さて…
身内ではお気付きな人もいるだろうが、
この時点での私は
「キモ」
「カスタムの量、草生える」
「レシート長い、人間辞めた？」
「え、近寄らないで」
と身内から散々言われ続けた、そう、あの地獄のカスタムをまだ知らないのである。
ちなみに現在好んでいるカスタム内容はこれである↓
…
……
…………
いや、キモ
自分でみてもキモい
人生やり直しってって感じ
なんで一つの食品にかけるカスタムだけでこんなにレシート長くなるの？
店員さん。
いつも、クソ長カスタムでご迷惑をおかけしてすみません。
このクソ長カスタムを私が覚えてやり始めるのはもう少し後の話である。
ー豊富なカスタムは人生の彩度を高くするー
